最近はSNSに短い動画を一本上げる方が、文章一つ書くよりも反応が良いことが多いですよね。でもいざ動画編集をしようとすると、どこから始めればいいか途方に暮れてしまいます。CapCutは無料でありながら機能がかなり強力で、初めて始めるにはぴったりのアプリです。この記事ではCapCutで動画を編集してSNSに投稿するまでの流れを整理してみます。
始め方:インストールとプロジェクト作成#
CapCutはApp StoreとGoogle Playから無料でダウンロードできます。
アプリを開いて**「新しいプロジェクト」**をタップすると、ギャラリーから動画を選んでタイムラインにすぐ追加できます。
基本的な編集の流れはこう考えるとわかりやすいです。
- 動画をカットする — タイムラインで好きな位置をタップして「分割」ボタンを押すだけです
- 字幕を入れる — 「テキスト追加」で直接入力するか、自動字幕機能(日本語対応)を使うと便利です
- 音楽を追加する — CapCut内蔵の音源ライブラリから雰囲気に合ったBGMを選んでみてください
- エフェクトとトランジション — シーンの間にトランジション効果を入れると動画がずっと自然になります
書き出す前にTikTokウォーターマークの解除を確認してください。設定でオフにしておくと、他のプラットフォームに投稿するときすっきりします。
撮影時に気をつけておくと良いこと#
編集も大事ですが、撮影段階で少し気をつけるだけで後処理がずっと楽になります。
- 縦9:16比率で撮影してください。リールもショートもどちらも縦動画が基本です
- 自然光を活用すると、特別な照明なしでも画面が明るくきれいになります
- 撮影前に簡単なスクリプトを用意しておくと、30分以内に編集まで終わらせることができます
スクリプトはこの3つの構成で考えるとシンプルです。
- フック(最初の3秒)— 目を引くシーンや質問で始める
- ハイライト — 伝えたいコアな内容
- CTA — 「チャンネル登録」「いいね」「次の動画に続く」などの行動促進
最初の3秒が本当に重要です。スクロールを止めさせるインパクトのあるシーンを冒頭に配置してください。
サウンドミキシング:音のバランスを整える#
動画において音のバランスは思った以上に重要です。音楽が大きすぎると声が埋もれ、小さすぎると動画がのっぺりしてしまいます。
基本原則は音声を基準にして他の音を下げることです。
まず音声ピークを**-12 〜 -6 dB**に合わせてから、残りを相対的に調整すればOKです。
| 要素 | 音声基準の相対dB | 絶対dBの例 | ヒント |
|---|---|---|---|
| 音声(会話) | 0 dB(基準) | -12 〜 -6 dB | まずノーマライズ |
| メイン効果音 | -3 〜 -6 dB | -12 〜 -15 dB | 強調しつつやや低めに |
| 背景効果音 | -6 〜 -10 dB | -15 〜 -18 dB | 自然な背景レベル |
| BGM | -10 〜 -18 dB | -18 〜 -27 dB | ダッキングで自動調整 |
タイムラインでボリュームスライダーやキーフレームを使って細かく調整できます。
Pro版のオーディオダッキング機能を使うと、音声が出ているときにBGMが自動的に下がるので便利です。
SNSに投稿する#
Instagram リール#
Instagramアプリで**「+」ボタン → 「リール」**を選択し、CapCutで作った動画を読み込めばOKです。
Instagram内で音楽やスタンプを追加することもできます。
ハッシュタグはコンテンツに関連するキーワードを3〜5個程度入れるのが適当です。
CapCutのロゴが動画に残っている場合は、Instagram編集画面のクロップで切り取れます。
TikTok#
CapCutはもともとTikTokを作ったByteDanceのアプリなので、TikTokとの連携が一番スムーズです。
CapCut編集画面で**「TikTokに共有」**ボタンを押すと、別途書き出しなしでそのままアップロードできます。
TikTokではトレンドサウンドを活用するのが露出に有利です。
CapCutで基本編集を終えてから、TikTokアプリ内で人気音源に差し替える方法もありです。
ハッシュタグはトレンドタグとコンテンツ関連タグを混ぜて5〜8個程度入れてみてください。
YouTube ショート#
YouTubeアプリで**「+」ボタン → 「ショート動画を作成」**をタップして動画をアップロードしてください。
縦動画は自動的にショートとして認識されます。
タイトルは15〜30文字程度が適当で、著作権的に安全な音源を使うことが大切です。
CapCut内蔵音源はほとんど商用利用可能ですが、アップロード前に一度確認しておきましょう。
継続が大事です#
最初は一本作るのに時間がかかっても大丈夫です。
週2〜3回程度コツコツ投稿していくと、編集スピードも上がり、自然とフォロワーも増えていきます。
完璧な動画を待つよりも、今ある動画でリール一本作ってみるのが一番良いスタートです。
Argue for your limitations, and sure enough they're yours.
— Richard Bach