起業を準備していると、何から手をつけるべきか、どこに時間とお金をかけるべきか途方に暮れることが多いですよね。
特に最近はさまざまなスタートアップやサイドプロジェクトのブームが起きていて、誰もが一度は「自分もやってみようかな?」と考えるのではないでしょうか。
以前、BluePoint Partnersのイ・スンア マネージャーの講演で、起業する際に必ずやるべきことと絶対にやってはいけないことについて聞く機会がありました。その内容を整理してみました。
内容と異なる意見もあるかもしれませんが、この記事を参考にして自分の考えをさらに発展させる機会になれば嬉しいです。
起業を検討中なら、ぜひ一度読んでみてください!
✅ 起業する際に必ずやるべきこと#
1️⃣ 製品/サービスが市場に本当に必要か確認する#
最も重要なことですよね。これさえしっかり把握できれば、迷わず行動でき、潜在顧客にも出会いやすくなるはずです。
単に「あったらいいな」ではなく、お金を払ってでも使いたいレベルかを確認する必要があります。
これをPMF(Product Market Fit)と言いますが、これが合っていれば事業が成長する可能性が生まれます。
2️⃣ **リーンキャンバス(Lean Canvas)**を書いてみる#
アイデアを整理し、チェックするためのとても便利なツールです。
下記のようなフォーマットで、自分が決めたアイテムに必要な内容を記入してみてください。

- Problem(課題):顧客が抱える主要な問題1〜3つ
- Existing Alternatives(代替案):各課題を解決する方法
- Customer Segments(顧客セグメント):主要なターゲット顧客
- Early Adopters(アーリーアダプター):理想的な顧客像
- Unique Value Proposition(価値提案):顧客を引き付ける一文のメッセージ
- Solution(ソリューション):課題を解決する製品/サービス
- Channels(チャネル):顧客にリーチする方法
- Revenue Streams(収益の流れ):収益化の仕組み
- Cost Structure(コスト構造):どんなコストがかかるか
- Key metrics(主要指標):成功を測定する数値
- Unfair Advantage(競争優位性):他が真似しにくい強み
3️⃣ **MVP(最小限の機能を持つ製品)**を作ってみる#
製品を最初から完璧に作る必要はありません。
まず小さく作って顧客に見せて、反応を見て、改善する方がはるかに重要です。
顧客にこんな質問を投げかけてみてください。
「この製品がもう使えなくなったら、どのくらい残念ですか?」
- とても残念
- やや残念
- 問題ない
とても残念が多ければ、PMFに近づいている証拠です。
MVP リリース -> 顧客の反応確認 -> 修正&改善のプロセスを繰り返してください。
❌ 起業する際にやってはいけないこと#
1️⃣ 最初から固定費を多くかけない#
オフィス、高価な機材、フルタイム人材の採用などは、初期段階ではむしろリスクになり得ます。
政府支援スペースや創業センター、シェアオフィスを活用し、人材は正社員採用よりもフリーランスや副業ワーカー、サイドプロジェクトチームとして一緒にやってみましょう。
初期段階ではこのように柔軟に動く方が、運営上はるかに有利です。
2️⃣ 起業支援プログラムやハッカソンを積極的に活用する#
最近は投資会社や機関がさまざまなプログラムを提供しています。
- 予備起業家向けプログラム
- アイデアピッチだけで初期資金投資
- 決められた時間内にチームビルディング&アイデア実現
こうした場で人と出会い、アイデアを検証し、チームビルディングをしてみてください。
初期メンバーは本当に貴重で、ここでの出会いがきっかけになることも多いですから。
自分なりの基準で利害関係が合う人を探してみてください。
事業を最後まで一緒にやれる仲間を見つけることは、人生で大切な瞬間になるでしょう。
まとめ#
起業は思ったより簡単ではありませんが、しっかり準備すれば、より安全に挑戦できます。
一言でまとめると、小さく始めて、素早く確認し、柔軟に動くということです。
起業を検討中だったり、サイドプロジェクトを構想しているなら、今日この内容を参考にして、自分だけのリーンキャンバスを書いてみてください。より詳しい説明が必要なら、ネットで調べてみることもおすすめです。
Simply put, you believer that things or people make you unhappy, but this is not accurate. You make yourself unhappy.
— Wayne Dyer